先日、某ネット掲示板で「運転が荒い都道府県ランキング」が公開されていました。10位まで公開されていたんですが、1位はダントツで愛知県だったようです。詳しくは、以下のランキングとなります。
2位 京都
3位 千葉
4位 東京
5位 大阪
6位 福岡
7位 茨城
8位 福島
9位 香川
10位 広島
愛知県のマナーの悪さは、有名ですよね。交通事故の発生率もかなり高くて、2012年の統計では全国でワースト1位となっています。
交通事故発生件数 | 49,651件 |
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交通事故死者数 | 235人 |
交通事故負傷者数 | 61,576人 |
スゴイ結果ですよね。実際、「名古屋走り」という言葉もあるほどで、他県とは比較にならないほど交通マナーが荒れているようです。ネット上の声では、「黄色信号で停車したら、後続車が猛スピードで抜いていった」「右折レーンから、強引に直進レーンに割り込んできた」などという意見がありました。
名古屋って、どんな所なんでしょう?
目次
名古屋走りの実態とは?
名古屋では独特の交通ルールがあるらしく、日常的に暴走行為が行われているようです。なので、他県から来た人は、怖い思いをすることが多いみたいですね。事故に巻き込まれないためにも、名古屋のルールを知っておきましょう。
詳しくは、以下のようになります。
信号無視
名古屋走りの典型例としては、信号無視が挙げられます。黄色信号で突破するのは当り前で、赤信号でも状況によっては普通に侵入します。「黄色まだまだ、赤勝負」というのがモットーらしく、赤信号でも油断はできません。
また、右折信号が出ている時に左折したり、黄色で停車したクルマを追い抜くのも日常茶飯事ですから、名古屋を歩くときには左右をしっかり確認してから横断歩道を渡るようにしましょう。
速度超過
基本的に、スピードを出す車が多いです。片側5車線もある大きな道路がありますし、3車線以上の道路もかなりあります。だから、かなりのスピードで走る車がいますから、車線変更では追突されないように注意しないといけません。
ウインカーを出さない
何の前触れもなく右左折を行ったり、車線変更をしたりします。なので、よほど注意しておかないと、追突してしまうかもしれません。また、2車線以上の車線変更も行いますから、死角からクルマが飛び込んでくる可能性もあります。
右折フェイント
右折車線に進入し、直進レーンに割り込むパターンです。追い越しを掛ける際に、よく行われる走り方ですね。対向の右折車とぶつかる可能性があるので、かなり危険だといえます。
車線またぎ
車線の中央レーンをまたぎながら、左右に車線変更を繰り返して走行します。隙間を縫うように追い越しを掛けていくので、スピードを出しているときは危険です。
早曲り
右折レーンで停車している時に、青信号になった瞬間に対向車よりも先に右折します。名古屋では信号無視が多いので、右折を焦った車が信号無視の車と衝突する事故が頻発しています。
右折レーンの追い越し
右折待ちをしている時に、後続車が前のクルマを抜いて先に右折をしたりします。これは、対向車から見えないので、衝突する危険がかなり高いです。
歩行者の無視
横断歩道を渡っている歩行者がいても、無理に突っ込んでくる車がいます。基本的に、歩行者を優先する意識がありませんから、横断歩道を渡るときには注意しましょう。
警察も対策に乗り出す
こういった暴走行為を警察が見逃すはずはなく、愛知県警も対策を講じているようです。ドライバーの意識を高めようと、「交通マナー向上五則」というものを発表しました。
- 正しい合図による右左折や車線変更の励行
- 車線変更は適切かつ必要最小限度に
- 黄色信号は原則ストップ
- 横断歩道は横断者優先
- 歩道は歩行者優先、自転車は徐行
しかし、現状だと効果は薄いみたいです。正しい交通マナーが浸透するまでは、かなりの時間が掛かりそうですね。ですから、名古屋へ行くときには、細心の注意を払うようにしてください。