車を高く売るための5つの交渉方法
ツイート車を高く売るためには、ちょっとしたコツがあります。これを知っておかないと、相場よりも安い金額で売却することになるかもしれません。損をしないためにも、最低限の交渉スキルを持っておきましょう。
ここでは、車を高く売るための5つの交渉方法について解説します。交渉の際に有利になりますから、必ず覚えておくようにしてくださいね。
1.初めに最終目標を決めておく
まず、交渉におけるゴールを明確にしておきましょう。査定を受けたとして、いくらで売りたいのかということですね。
- 最高でいくらで売りたいのか
- 最低でも、いくらまでなら我慢できるのか
以上の2点は、ちゃんと決めておいてください。
そうしないと、いざ交渉の場になってしまうと焦ってしまって、自分の不利な条件で承諾しないといけなくなってしまいます。だから、最終目標と妥協点を明確にすることは、すごく大切です。
2.交渉の際には、堂々とした態度で接する
金額の交渉をするときには、堂々としてくださいね。車の知識をある程度持っているような、振る舞いをすることが重要です。素人っぽさを出してしまうと、相手に舐められる可能性があります。
もちろん、本当に車に詳しくなくてもかまいません。知識がありそうな雰囲気を醸し出せば良いだけですから、そこまで神経質にならなくてもいいでしょう。ビクビクしないで強気の態度であれば、有利に交渉を進めることが出来るはずですよ。
3.金額はあえて高い所から交渉する
金額の交渉に関しては、最初に吹っかけることが重要です。100万円で売りたいと思っているとしたら、「120万円くらいでどうですか?」と聞いてみるわけです。それで売れるのであればラッキーですし、ダメだったとしても、そこから譲歩して100万円前後に落ち着くことが多いです。
これは、「ドア・イン・ザ・フェイス」という心理学的な手法で、最初に無理っぽい提案をして断らせるというテクニックです。相手は、一度断ったことで罪悪感が生まれるため、譲歩した次の提案を飲んでくれることが多いわけです。ですから、最初は大きめの金額を提案することから始めましょう。
4.相手のメリットを提示する
実は、これが最も重要なテクニックです。交渉とは、両者にとってベストな提案を見つけることを指します。自分にとっても、相手にとってもメリットがある状態ですね。なので、自分の主張ばかり通そうとしても、多くの場合まとまりません。ですから、相手にもメリットのある提案をしないといけません。
具体的には、「○○万円だったら、今日中に売りますよ」といった提案ですね。買取業者も車を手に入れたいわけですから、今日中と言ってくれたら嬉しいわけです。
ここでポイントとなるのが、金額の提示ですね。自分にとって満足できる金額で、なおかつ業者もギリギリ出せる範囲の金額を見極める必要があります。これは、業者側と話していく途中で、探っていく必要があります。交渉しながら、相手の懐具合を見るようにしてください。
5.自分が不利になった際の断り方
交渉をするときに、遠慮してしまって断れない人がいます。自分にとって不利な条件なのに、相手に押されてしまってしぶしぶ承諾してしまうようなケースですね。これって、意外と多いと思います。
キッパリと「NO!」と言える人ならいいですが、日本人は遠慮がちなので断ることが苦手な人が多いです。そんな時のために、断り方も覚えておきましょう。
最も簡単な方法としては、「嫁(旦那)に相談しないと決められない」と言ってしまうことです。つまり、最終決済者が不在だということをアピールするわけです。こうなってしまうと、業者側も手が出せません。
だって、決定権のある人がいないわけですから。これで断ることが出来ますから、また別の業者の査定を受けて、もっと良い条件を提示してくれるところを探しましょう。
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