プレリュードを高額買取してもらうには？

プレリュードは、ホンダが販売していたクーペです。NSXが発売されるまで、ホンダのフラッグシップモデルとして位置づけられていました。当時の最新技術がふんだんに取り入れられていて、スペシャリティカーの先駆けとなったクルマです。

スムーズな加速をするので、乗っていて楽しくなります。2名までの乗車であれば、日常での使用に不満を感じることはないでしょう。積載力などはミニバンよりも劣りますが、走りを楽しみたい人には、ピッタリだといえます。

古いクルマなので、買取相場は落ち着いているようです。中古車市場でもクーペの人気は少ないですが、ホンダの名車と言われるほど評価の高いクルマです。なので、状態によっては、そこそこの査定額が出るかもしれません。

■グレード一覧

1978年に発売されたプレリュード。当時としては、かなりの豪華な装備を搭載したモデルで、電動サンルーフやABSなどを日本で初めて採用しました。発売当初から海外での人気が高くて、総生産台数の8割が輸出向けとなっていました。ボディの剛性が高いのが特徴で、サブフレームが一体型のボディを採用していました。これによって、走行時の安定性が格段に向上しています。

そして、1982年に2代目となって、リトラクタブル・ヘッドライトを採用しました。また、シングルワイパーを採用するなど、かなり個性的なデザインだったので女性からの評判も高かったようです。なので、デートカーとして、若者の間ではヒットしました。

その後、モデルチェンジを繰り返して、1996年には5代目となりましたが居住空間の広さを工夫しています。エンジンは、2.0Lと2.2Lの直列4気筒DOHCを採用しており、サスペンションは5速MTと4速ATが組み合わされています。

長年販売されていましたがクーペの人気低迷に伴って、2001年にインテグラに統合されて生産が終了しました。