外車の下取りは価格が安くなる?
ツイート現在、外車に乗っていて、国産車に乗り換えたいという人は多いと思います。それは良いと思うのですが、外車を国産ディーラーで下取りする際には、あまり期待をしないほうが良いでしょう。なぜなら、外車の下取りは高値が付きにくいからです。
国産車と比べて、輸入車・外車の下取り価格はかなり低い傾向にあります。外車は高級車ばかりですから、あまりに安い下取り査定にビックリしてしまうかもしれません。でも、日本のディーラーで下取りをする場合、外車の査定は安いのは常識です。
外車の下取りが安い理由
なぜ、外車の下取り価格が安くなるのかというと、以下の理由があるからです。
- 転売が難しいから
- 価格の下落が激しいから
- 保証などのコストが高いから
- 相場の予測がしづらい
転売が難しいから
国産車と比べると、輸入車は数がかなり少ないです。さらに、故障が多くて維持費が高額になるというイメージも根強く残っているので、国内での転売が難しいわけです。なので、何年も在庫として残ってしまうリスクが高く、高く買い取ることができないという理由があります。
価格の下落が激しいから
さらに、外車は価格の変動がかなり大きいです。古くなるほど売れにくくなるので、どんどん価格が安くなっていきます。新車で買った車が、5年後には価値が10分の1になってしまうこともよくあります。なので、買取価格よりも価値が下がるリスクがあるので、安い査定しか出すことができません。
保証などのコストが高いから
輸入車の場合、故障した時の修理代が高くなります。部品を輸入する必要があったり、専門的な知識が必要になったりするからです。なので、転売後の保障コストも高額になりやすく、これも査定額が伸びない原因となっています。
相場の予測がしづらい
車の買取業者は、オークションの落札相場を元に査定額を決定します。つまり、過去にオークションで落札された価格から、査定額を判断するわけですね。国産車であれば数万台が取引されているので、落札相場もかなり正確なデータが算出されています。
しかし、外車だと数が少ないので、相場データが不正確な可能性があります。特に、ベントレーやロールスロイスなどの超高級車だと、十分な取引データが無いはずです。そのため、買取業者としても、いくらで買い取るべきか迷ってしまうわけですね。
多くの場合、損失が出るのを恐れて、かなり安めの査定で様子を見られます。高く買い取りすぎると、利益が出せないリスクがあるからですね。高級なクルマであるほど、この傾向が強くなりますから覚えておいてください。
外車は専門のディーラーへ
輸入車を下取りに出すのであれば、YANASEなどの外車ディーラーへ行くのが一番です。独自の販売網を持っていますし、専門知識も豊富なので下取りでも高い査定を出してくれることが多いです。なので、国産ディーラーへ持っていくのは、止めた方が良いですね。
どうしても国産車に乗り換えたいのであれば、今の車を輸入車専門店に売却しましょう。専門店であれば知識がありますし、かなり強い販売網を持っています。なので、国産車・輸入車を問わず、高額の査定が出やすくなります。
査定も無料でやってくれますから、一度見てもらうと良いでしょう。ネットでの一括査定申し込みを使えば、複数の業者に査定の依頼ができますよ。下取りよりも高額が出やすいので、満足のいく価格を提示してくれる可能性が高いです。
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