キャラバンコーチを高額買取してもらうには？

キャラバンコーチは、日産が販売していたキャブオーバー型のバスです。1973年に発売されていて、バンとマイクロバスの中間に位置する車種です。9人乗り仕様なので、送迎車として色々な企業や学校などで利用されていました。

とにかく室内空間が圧倒的に広いですから、実用性が高いです。また、耐久性も十分ですので、10万キロ以上走っても故障が少ないと言われています。さらに、５ナンバーサイズですから、取り回しが楽で運転がしやすいメリットもあります。

法人からのニーズが強い車なので、中古車市場でも人気が高いです。走行距離が多くても売れやすい車種ですから、査定を受ければ高値が付く可能性があります。他にも、海外での需要も見込めることから、輸出用として買取してくれる業者もあるようです。

■グレード一覧

1973年に初代が発売されましたが、排ガス規制に対応するなど環境性能などにも考えられています。７年後に２代目のモデルチェンジを行って、直列４気筒SOHCガソリンエンジンと直列４気筒OHVディーゼルエンジンを搭載したラインナップがありました。

さらに、電動サンルーフやパワーステアリング、回転対座シートなど、快適装備も充実しています。その後のマイナーチェンジにおいて、ディーゼル車にターボを搭載しました。これによって、走行時の走行性能が大幅に向上しています。

３代目となると、上質感を押し出す形となって、デジタルメーターなども実装されました。しかし、1997年にキャラバン・エルグランドが登場すると、グレードの縮小などが行われて販売規模が少なくなりました。その後、1999年に乗用モデルのコーチが生産終了となりました。

しかし、実用性の高さから、中古車市場ではいまだに人気がある車両です。