シビリアンを高額買取してもらうには？

シビリアンは、日産が販売するマイクロバスです。積載能力や耐久性に優れているので、色々な企業や学校などで利用されています。1971年に初代が発売されて、現行モデルは3代目となっています。

トヨタのコースターがライバル車種となっていて、いすゞへのOEM供給も行われています。フロントにエンジンを積んでいるので、中央に出入り口があります。フロントガラスが大きくて見やすいですから、ボディサイズの割には運転がしやすいです。

マイクロバスは商用車ですから、全国の法人から需要があります。また、競合車種も少ないですから、中古車市場でも需要が途切れません。走行距離が多かったり、年式が古い場合であっても、それなりの価格で売却することができるでしょう。

■グレード一覧

1971年にキャブオールマイクロバスをベースとして、シビリアンが開発されました。キャブオールとの共通部品も多かったですが、窓が大きくなって近代的なデザインとなっています。キャブオール時代に、トランスミッションの破損による横転事故を起こしているので、そういった部分を改善しています。エンジンは、2.0Lガソリンと2.2Lディーゼルが、ラインナップされています。

そして、1982年に2代目となり、車体サイズを一回り拡大しました。直列4気筒に加えて、直列6気筒の上級モデルも用意されています。排ガス規制に対応するために、マイナーチェンジにてエンジンの修正などを行っています。

さらに、1999年には3代目モデルチェンジを行って、全車に運転席エアバッグを標準搭載としました。2010年には、平成22年規制に適合するために、ディーゼルエンジンを廃止しています。今も現行モデルとして走っている車両なので、売却時には高額の査定が期待できるでしょう。