グロリアを高額買取してもらうには？

グロリアは、日産が販売していた高級セダンです。1959年に初代が発売されて2004年まで販売されていたので、かなり歴史の長い車だといえます。4代目以降はセドリックとの姉妹車となり、トヨタのクラウンのライバル車としても人気を二分していました。

高級感のあるデザインなので、シニア層の人は落ち着いて乗ることができます。また、ドレスアップすることで若者向けにもなりますから、色々な層に人気があるクルマです。今見ても古臭くないデザインですから、長く乗ることができるでしょう。

10年前に生産終了していますが、中古車市場ではまだまだ人気が残っています。手ごろな価格になっているので、購入する若者も多いようです。売れないクルマではありませんから、業者によっては高額で買取してくれる場合もあります。

■グレード一覧

非常に歴史のある車なので、何度もモデルチェンジが繰り返されています。1991年に9代目Y32型系となりましたが、3ナンバーボディとなってボディの剛性や耐久性が向上しました。また、トランスミッションは、MTが廃止されてATのみの設定となっています。グランツーリスモ系には、丸型4灯ヘッドライトが搭載されて攻撃的なスタイルとなりました。

そして、10代目のY33型系になると、ターボ付きエンジンモデルがラインナップされて270psを発生させることができます。運転席と助手席には、SRSエアバッグが標準搭載されています。安全装備なども充実しているので、完成度が高くなっています。

さらに、最終モデルとなる11代目のY34型系となって、今までと大きく異なるデザインを採用しました。ポルシェデザインによる洗練されたスタイルなので、上品な印象となっています。この代を最後として、後継車のフーガに役目を渡すこととなります。