ローンが残っている車の売却について

ローンが残っていても売れるのか?

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ローン(残債)が残っている車でも売却できるのか?

売却できます。

 

ほとんどの人は、車をローンで購入していると思います。高い買い物ですから、一括で買う人は少ないでしょう。でも、何らかの事情があって、ローンの返済途中で車を売却したい場合があるかもしれません。その場合、いくつかの注意点があります。

 

 

まず、名義を確認することが大切です。ローンを組んでいる場合、ローン会社名義になっていることがあります。それだと、書類上は自分の車では無いということなので、勝手に車を売却することは出来ません

 

なので、ローン会社に許可を取ってから売るという流れになります。といっても、申請をすれば、簡単に許可はおります。無事に許可が下りれば、車を売却してローンの返済に充てましょう。

 

具体的には、以下のようになります。

 

1.ローンの一括返済

 

車の売却代金が残債を上回れば、一括でローンを返済することが出来ます。たとえば、残債が100万円だったとして、車が100万円以上で売れれば、全額返済できますよね。これで完済できるので、毎月の支払い義務は無くなります。

 

2.不足分を現金で支払う

 

車の売却代金が残債を下回った場合、残りを現金で用意する必要があります。上記例と同じように、残債が100万円だったとして、売却額が70万円だった場合。30万円足りないことになります。

 

そういった時に、残りの30万円を現金で支払うということですね。自分で用意するか、家族などから借りる必要があるでしょう。

 

3.不足分を組み替えローンで支払う

 

最近だと、買取業者が組み替えローンを用意している場合があります。現在の残債に対して不足分があった場合、その差額を新たなローンを組んで返済するわけです。

 

先ほどと同じ例だと、残債100万円に対して、売却額が70万円だと30万円の不足分が生じることになります。そこで、この30万円を再びローンを組んで返済するということです。

 

重要なことは車を高く売ること

 

ローンが残っている場合でも売却できると分かりましたが、重要なことは車を高く売るということですね。査定額によってはローンが残ってしまうことがあるわけですし、何としても残価以上の価格で売却しないといけません。

 

買取相場自体が残価より低いのは仕方ないですが、残価を返済できるのに安く売却してしまったら損ですよね。だから、交渉をして少しでも高く売ることができるようにしてください。

 

たとえば、残債が50万円残っていて、車の買取相場が60万円の場合、普通に売却をすればローンを一括返済することができます。しかし、買取業者は最初から最大の査定額を出してくることはありません。

 

最初は40万円などと安い価格から様子を見てくるはずなので、そこから交渉をする必要があります。自分が買取相場を知らなければ、安い価格で売ってしまう可能性もありますよね。だから、色々な業者で査定を受けてみて、高く売れるように工夫をするようにしてください。

 

 

また、悪質な業者だと安い査定額で買取をしておいて、自社の残価ローンを組ませる業者も存在しているようです。そうすると、今後も搾取され続けることになりますから、十分に注意するようにしましょう。

 

変な業者に騙されないためにも、一括査定を利用して複数の業者で査定することをおススメします。


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