買取査定額の上乗せ交渉で必要なこと

買取査定額の上乗せ交渉で必要なこと

このエントリーをはてなブックマークに追加  

車の査定を受けるときには、自分の希望だけを伝えても通らないことが多いです。根拠が無いのに相場以上の価格を希望したり、不人気車なのに高額な査定を希望しても、満足のいく結果は得られないでしょう。

 

なので、まずは自分のクルマの適正価格を知らないといけません。それが分かれば、高すぎる希望額を出したり、安すぎる価格で手放す心配が無くなります。適正な価格を知るためには、実際に査定を受けることが一番です。

 

複数の業者で査定してもらって、その価格を比べてみましょう。そうすれば、大体の相場が分かるはずなので、自分のクルマの市場価値が明確になります。そして、そこからさらに査定アップができないか交渉を行ってみてください。

 

業者は必ず利益を出せるようになっている

 

どれだけ高い査定額が出たとしても、買取業者は利益を出すことができます。買取業者はオートオークションで転売して儲けていますが、必ず利益が出せる価格でしか買い取りをしません。オートオークションでの相場情報を調べて、それよりも安い価格で買取をするわけです。

 

なので、初回の査定額で満足したとしても、売却はしないでください。ちゃんと交渉をすれば、そこからさらに上乗せすることができます。業者側も利益を見込んでいるわけですから、交渉の余地は残っているということです。

 

ですから、初回の査定額で決めるのではなくて、複数の業者での見積り結果を一旦集めてみましょう。そして、それらを比較してから、どこまで上乗せできるかを考えます。

 

査定額の上乗せを狙う交渉方法

 

全ての査定額が揃ったら、最も高い値を基準としましょう。そして、そこから5〜10万円のアップを狙います。

 

  • A社:160万円
  • B社:120万円
  • C社:130万円

 

上記の例だと、A社の160万円が基準ということですね。目標値としては、10万円アップの170万円くらいを狙います。そして、B社とC社に対して、もっと上乗せできないかを交渉してみます。A社での価格を伝えて、それ以上出せないか交渉するわけですね。

 

交渉のコツとしては、業者側のメリットを提示することです。業者も利益が減るわけですから、何か旨味が無いと交渉に応じてくれません。具体的には、「170万円だったら、即決で契約するよ」と伝えることです。

 

契約が確定するのであれば、業者も喜んで査定をアップしてくれます。もちろん、無理な金額だったら交渉は成立しませんが、可能な範囲であれば簡単に決まるはずです。このような交渉をすれば、無理なく査定をアップできます。

 

全ての業者と交渉をすれば、それなりの価格が提示されるでしょう。なので、きっと満足のいく価格で売却することができると思います。損をしないためにも、覚えておいてください。



このエントリーをはてなブックマークに追加