スムーズに交渉を進めることでクルマの査定額が上がりやすくなる
ツイートこちらのページでも書きましたが、交渉事はお互いに得をしないと成立しません。どちらか一方が損をすると、正しい交渉とは言えないわけですね。
なので、自分のメリットだけを追求すると、失敗する可能性が高くなります。買取交渉も同じで、自分の希望価格だけを押し通しても、上手くいかないことを覚えておきましょう。ですから、業者側のことを考えるだけの、心の余裕を持っておきたいものです。
ここでは、お互いに気持ちの良い交渉を行うための秘訣を紹介します。
理想的な交渉の条件とは?
まず、車の買取店が求める条件とは、以下のようになります。
- 最初に提示した価格での取り引き
- 査定の当日に契約を交わす
- 当日中に、車両の引き渡し
- あとでトラブルに発展しない
このような条件で取引ができると、理想的だと考えているわけですね。買取業者としては、出来るかぎりスムーズに契約したいと考えています。なので、こういったお客だった場合、かなり喜ばれます。
一方、車を売却する側が求める条件に関しては、「なるべく高く売る」ということに集約されると思います。車の買い替えなどを考えていたら、今のクルマを高く売った方が頭金などが多くなります。なので、出来るかぎり高額で売却したいと思っているわけです。
つまり、「スムーズな契約」と「高額で売却」という2つのニーズが合致しないと、交渉は成立しないことを覚えておきましょう。
気持ちの良い交渉を行うためのコツ
上記で、買取業者と車を売却する人の求める条件を書きました。なので、車を高額で売却したいのであれば、まず業者側の条件を満たしてあげる必要があります。こちらから業者側に協力することで、買取業者もこちらに協力的になってくれるはずです。
具体的には、スムーズに契約できるように配慮するということです。必要な書類などを、事前に用意しておいたりすることが大切ですね。そして、最も効果的なのが、「査定額しだいでは、今日中に契約する」と伝えることです。
先述したように、買取業者は当日中の契約を希望しています。なので、今日中に契約するかもと示しておけば、高額な査定が出やすいということですね。「話が早い客」だと思ってもらえれば、意外とあっさりと交渉が成立する可能性があります。
やってはいけないことは、何度もしつこく交渉をすることです。これをすると、「めんどくさい客」と思われるので、交渉が成立しません。
なので、業者の気持ちを考えて、手短に交渉を成立させる意識を持ちましょう。そうすることで、自分にもメリットとして返ってくるはずです。
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