買取交渉時に嘘をつくのは厳禁
ツイート車の買取交渉は、心理的な駆け引きが大切となります。少しでも高い査定額を提示してもらうために、色々な駆け引きが必要となりますね。「心理的な駆け引きが大切」でも紹介しましたが、買取業者の心を揺さぶることで有利に交渉を進めることができます。
しかし、交渉を進めることを意識しすぎて、嘘をついてしまう人がいます。たとえば、修理歴をごまかしたり、走行距離を低く偽装したりといったことですね。業者もプロですから、車を見れば嘘かどうか分かります。
嘘がバレると業者の心証を悪くしますし、警戒されて交渉が上手くいかない可能性が高いです。ですから、悪意を持った嘘はつかないようにしてくださいね。ここでは、嘘をつくことのデメリットを紹介します。
修理歴をごまかす
過去に事故を起こしたのに、査定時に黙っている人がいます。もちろん、業者から聞かれていないなら答える必要は無いですが、聞かれたら正直に伝えるようにしましょう。中古車で購入したクルマなら、自分も知らないことがありますから仕方ないですね。
でも、ワンオーナーのクルマにおいて嘘が発覚すると、イメージがすごく悪いです。事故をしたかどうかは、車体番号を調べれば分かることです。また、修理の跡などは、プロだと一目で分かってしまいます。だから、誤魔化しても無駄ということですね。
しかし、修理歴があったからといって、査定が下がるわけではありません。事故車の定義は明確に決まっていて、フレームに損傷が出るほどの事故でなければ、事故車扱いにはならないです。つまり、電柱にぶつけてフェンダーを交換した程度だと、査定に影響することはないということですね。
だから、よほどの大事故でない限り、修理歴をごまかしても意味が無いということです。ですから、査定時に正直に伝えるようにしてください。
走行距離をごまかす
車の査定では、走行距離が少ないほど価値が高くなります。なので、メーターを交換して距離を不正に偽装する人もいるかもしれません。また、悪意が無くても、メーターの故障で交換していたり、エンジンの積み替え時に交換している場合があります。
そういった場合であっても、交換歴は正直に申告するようにしましょう。整備記録簿には、メーターの交換歴が記載されています。だから、査定時に提出するようにしてください。特に、メーターの偽装は悪質なので、買取拒否される可能性があります。
嘘をついてもメリットは無い
車を高く売るためには、色々な業者で査定を受ける必要があります。しかし、交渉時に嘘をついていると、業者間で情報を共有されることがあります。車の買取業者には、系列店舗がいくつもありますから、そういった所でマークされるかもしれません。
そうなると、どこの業者でも高い査定が出なくなって、結局は交渉が上手くいかずに損をする可能性が高いです。なので、嘘をついたとしても、自分にメリットは無いわけです。また、正直に申告する方が、後になってトラブルになる危険はありません。
なので、交渉時には誠実な対応を心掛けるようにしましょう。そうすることで、きっと高額でクルマを売ることができるはずです。
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