自動車の車内クリーニングを自分でやるためのコツ

自動車の車内クリーニングを自分でやるためのコツ

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車を高く売るためには、車の状態をキレイにしておく必要があります。特に、車内が重要となりますね。外装はきれいに洗車する人が多いですが、車内は汚いままの人がいます。手垢がついていたり変な臭いが残っていたりするので、しっかりとクリーニングをするようにしましょう。

 

車内クリーニングは、専門業者などに依頼すると2〜5万円程度かかってしまうこともあります。専門業者ですからキレイになりますが、ちょっともったいない気がしますよね。なので、自分でできるクリーニング方法を紹介します。

 

車内クリーニングのコツ

 

■用意するもの

  • 掃除機
  • 洗濯用洗剤・柔軟剤
  • 布団叩き
  • 洗車用ブラシ・歯ブラシ
  • タオル

 

天井の汚れを取る

車内を掃除するためのコツは、上から行うということです。汚れが目立つ床から掃除機をかけたいところですが、上から掃除することで下に埃が落ちますから、効率よく全体の汚れを落とすことができます。

 

天井の汚れは目立ちませんが、意外と汚れていることが多い場所です。バケツに洗剤を100倍程度に薄めて、タオルを浸して固く絞りましょう。そして、そのタオルで天井に付いた汚れを拭いていきます。ただ、天井の素材は傷みやすいですから、丁寧に拭くようにしてください。

 

シートの汚れを取る

次は、シートの汚れを落としていきます。シート部分には縫い目に埃が溜まりやすく、臭いも付きやすいので入念にクリーニングを行いましょう。最初に掃除機をかけて、大きなほこりを吸い取ってください。

 

そして、縫い目部分に入り込んだホコリは、ブラシに洗剤を付けてかき出していきます。あまり強くこするとシートが傷むので、軽く叩くようにブラッシングを行うのがコツです。全体的にきれいになったら、乾いた布で乾拭きを行います。

 

ダッシュボード、スピードメーター、窓などの掃除

天井と同じように、洗剤を薄めた水で絞ったタオルで丁寧に拭いていきます。ダッシュボードやスピードメーターは、ホコリが多く溜まっている部分ですから入念に拭きましょう。汚れが落ちにくい個所があれば、歯ブラシなどを使って磨くのが効果的です。

 

最後に乾いたタオルで乾拭きして、ツヤ出し剤を使えばキレイなダッシュボード周りになります。インパネ周りなどは広範囲なので、拭き残しのないようにしましょう。

 

エアコンの掃除

エアコンの掃除をしないと、嫌な臭いが充満する原因となります。エアコンの吹き出し口には、ホコリが多く溜まっています。タオルなどでは落としにくいので、歯ブラシを使って細かい部分まで磨くようにしてください。

 

汚れを浮かすことができたら、掃除機で吸い取ればキレイになるはずです。固い歯ブラシだと傷が付きやすいので、注意してくださいね。

 

フロアマットの掃除

フロアマットは、車内で最も汚れる部分です。ホコリや泥などが付いていますし、ダニなども繁殖しやすいと言われています。なので、最低でも月に1回くらいは、掃除するようにしましょう。

 

まず、フロアマットを取り外して、布団叩きで大きなホコリや砂などを落とします。そして、掃除機をかけて、細かいホコリを吸い取ってください。それでも落ちない泥汚れなどは、洗濯用柔軟剤を50倍程度に薄めて、ブラシでこするとキレイになります。あとは、日陰で乾かしたらOKです。

 

床の掃除

フロアマットを外したら、床部分にもホコリが溜まっています。なので、掃除機で丁寧に吸い取るようにしましょう。汚れが落ちないときには、洗剤を含んだタオルで磨けばキレイに落ちるはずです。

 

 

上記のように行えば、車内をキレイな状態にすることができます。査定の前に慌てて行うのではなく、日常的にクリーニングを行っておいてください。そうすることで、傷みを防ぐことができますので、査定結果にも反映されると思います。

 

日常的なケアが、すごく大切だということですね。忘れないように、心がけておいてください。



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