インスパイアを高額買取してもらうには？

インスパイアは、ホンダが販売していたセダンです。レジェンドとアコードの中間に位置するクルマで、ミドルクラスセダンとして人気を集めました。北米やアジア圏ではアコードの名前で販売されていました。

車体が大きいので、室内空間が広く保たれています。加速性能や安定性が高いのでストレスなく走行することができますし、室内の静寂性が高いので落ち着いて運転が可能です。また、シートヒーターやHDDナビなど、快適装備が充実しています。

ホンダのセダンの中では、かなり人気の高いクルマです。なので、中古車市場でもニーズがあり、買取相場も高くなる傾向にあります。ですから、状態が良い車両であれば、高く売れる可能性が高いと言えるでしょう。

■グレード一覧

1989年に登場したインスパイアは、アコードの上級車種という位置づけでした。ライバル車は、トヨタのトヨタのマークIIや日産のローレルとなります。エンジンは、2.0Lと2.5Lの直列5気筒のSOHCを搭載しており、4速ATと5速MTが組み合わされています。

そして、2代目フルモデルチェンジでは、アメリカ市場のニーズに対応するために室内空間を広くしました。北米市場では、アキュラ・TLとして販売されます。さらに、新しく3.2LのV型6気筒SOHCエンジンを搭載したモデルも登場しました。

その後、モデルチェンジを繰り返して、最終となる5代目では大幅に車体サイズを拡大しています。なので、レジェンドに匹敵するほどのサイズとなっています。V型6気筒エンジンですが、状況に応じて3気筒、4気筒、6気筒と出力を変動させる仕様を採用しました。

長年人気を集めたモデルですが、2012年に販売終了となっています。