ATとMTとでは買取価格に差が出るのか？

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我々が普段乗るクルマは、AT車の方が圧倒的に多いですよね。MT車は、かなり少数派となっています。しかし、若者や一部の年配層からは、MTの人気は今だに健在なようです。そして、車種によっては、ATよりもMTの方が人気な場合もあります。

ここで気になるのが、AT車とMT車では買取価格が異なるのかということですね。同じ車種であれば、AT・MTなんて関係ないと思われがちですが、実はそうではありません。車種によって人気に違いがありますから、買取価格も当然変わってくるはずです。

ここでは、ATとMTの価格差について紹介をします。

一般的には、AT車の人気が高くなっている現状ですが、一部の車種にはMTの方が人気となっています。そういった場合だと、MT車の方が買取査定額も高くなりますから、覚えておくようにしましょう。

どういった車種かというと、スポーツカーなどのタイプですね。これは走りを楽しむためのクルマですから、自分でマニュアル操作をしたいニーズがあるわけです。たとえば、トヨタ86やスバルBRZ、日産GT-Rなどがそうですね。

しかし、最近だとセミオートマが主流となっているので、MTとATの違いが分かりにくくなっています。なので、高級スポーツカーに限って言うと、あまり買取額に違いは無いかもしれません。

そして、軽トラックなども、MTの人気が高いですね。重い荷物を運んだり、悪路での走行が多いので、パワフルで低燃費のMTの方がニーズがあるわけです。なので、業務用に軽トラを購入するのであれば、売却時のことを考えてMTを購入するのをおススメします。

上記の車種以外であれば、ATの方が圧倒的な人気となっています。ATの方が運転が楽ですから、女性やお年寄りでも安心して乗ることができます。そして、長距離でも疲れにくいので、多くのユーザーから支持を受けているわけですね。

なので、セダンやミニバン、SUVや軽自動車などであれば、ATを購入しておけば間違いありません。日常での使い勝手にも優れているので、MTとATで迷ったならATを選択するようにしましょう。

先述したように、普通の車種であればATの方が買取査定額が高い傾向にあります。たとえば、同じ車種のセダンであれば、ATとMTでは10～30万円の差が開くこともあるようです。こうやって見ると、すごく大きな差ですよね。

自分でマニュアル操作をするMTが好きな人もいますが、世間での主流はATとなっていますので、これからはAT車の方が売却しやすいといえます。ですから、これから車を購入する人は、売却時のことを考えてAT・MTを選択するようにしてください。