事故車や不動車などを廃車手続きする方法
ツイート事故で大破してしまったり、古くなって動かないクルマなどが、家のガレージに眠っていることがあるかもしれません。そういったクルマは、買取業者でも値が付かない場合があります。なので、逆に処分料としてお金を請求されてしまうこともあるようです。
そして、廃車の業者へ依頼したとしても、そこでトラブルに発展することがあります。たとえば、廃車の依頼をしたのに修理して販売されていたり、抹消登録がされていなくて自動車税の請求が来てしまったりなどと言うことですね。
変な業者に廃車依頼をすると、トラブルが起きる可能性があるので注意しましょう。ここでは、自分で廃車手続きをする方法を紹介します。
自分で廃車の手続きをするには
まずは、車を解体業者へ引き取ってもらう必要があります。不動車の場合は、電話をすれば回収に来てくれる業者がいます。その際に、ナンバープレートや車検証類は取り出すようにしてください。
そして、車を回収してもらったら、「解体証明書」を業者からもらいましょう。これが無いと廃車の手続きができないので、非常に大切なものです。後日郵送で送ってくれる場合もあるので、業者に確認してください。
また、基本的には回収料金は無料ですが、鉄くずとして買取してくれることもあります。なので、数万円のお金をもらえる可能性もありますよ。
そして、解体証明書をもらったら、管轄の陸運支局へ行って手続きを行いましょう。必要な書類は、以下の通りです。
- 車検証
- ナンバープレート
- 印鑑証明書
- 印鑑
- 解体証明書
申請書類に必要事項を記入して、上記の書類と一緒に提出してください。廃車にするときには、「永久抹消登録」が必要になります。使用を一時的に止める「一時抹消登録」とは違いますから、間違えないようにしましょう。
基本的に、自動車税に関しては、特別な手続きが必要なく返金されます。指定口座を書類に記入するだけですから、漏れの無いように書くようにしてください。
自賠責保険の返金
車検が1か月以上残っているのであれば、自賠責保険料も返金してもらうことができます。ただし、保険会社によって扱いが変わりますから、問い合わせしてみてください。自賠責保険の保険証に連絡先が書いてあるはずです。任意保険に関しても同じですから、一緒に確認するようにしましょう。
事故車や不動車は、本当に売れないのか?
上記で廃車手続きのやり方を紹介しましたが、実際に自分で行う機会はほとんどないと思います。なぜなら、事故車や不動車でも専門に買取してくれる業者があるからです。大手の買取業者だと買取不可の車両でも、買取してくれる業者はいます。
使えないクルマであっても、鉄資源として利用価値がありますし、部品だけ取り外して活用することもできるからですね。なので、どんな状態であっても、価値がゼロと言うことは無いわけです。
捨てようと思っていた車が売れるのであれば、すごくお得だと思えますよね。ですから、「事故車買取のキャンディ」などで査定の依頼をしてみましょう。不動車であっても、買取してくれる業者が見つかるはずです。
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