屋根付きガレージで保管すると査定額も上がりやすい
ツイートクルマを保管するときに、どんな場所に置いていますか?一軒家の人であれば、屋根付きガレージがあることも珍しくありません。しかし、月極め駐車場を借りている人だと、屋外の駐車スペースに止めていることも多いですよね。
実は、保管場所が違うだけで、売却時の査定額が大きく変わる可能性があります。毎日、雨風にさらされている状況と、屋内で外的な影響がない状況だと、クルマの状態も変わってきますよね。なので、良い状態をキープできるように工夫することで、高い査定を維持することができるわけです。
ここでは、屋根付きガレージと買取査定の関係性を紹介します。
屋外駐車場のデメリット
屋根の無い屋外駐車場だと、色々なデメリットがあります。車の状態を悪くする可能性がありますから、十分に注意をするようにしましょう。
外装の劣化
まず、最も影響を受けるのが、ボディなどの外装部分ですね。直射日光に長くさらされていると、塗装が焼けていてボディカラーが薄くなってしまいます。また、ホコリや雨などが溜まることで、塗装が剥げる原因となります。これは、酸性雨の影響です。
また、ヘッドライトやテールライトの内部に水が溜まることがあり、内側から曇ってしまうこともあります。これだと、ライトの視認性が悪くなりますから、事故を招く危険性もあるわけです。
さらに、タイヤやワイパーなどのゴム類も劣化する可能性があります。硬くなって弾力が無くなってしまうので、ひび割れなどが起きてしまうわけですね。
内装の劣化
夏場だとクルマの内部は、かなり高温となってしまいます。なので、内装部分も熱で劣化する恐れがあるので、十分に注意をしましょう。まず、ダッシュボードやインパネ部分の塗装が焼けてしまって、色が薄くなることがあります。
他にも、シート部分の焼けにも注意が必要です。特に、本革シートだと、高温になって焼けやひび割れが起きることがあります。ですから、日差しが強い日などは、サンシェードなどを利用して日光を避けるようにしましょう。
屋内保管のクルマは査定でも交渉しやすい
屋内で保管しているクルマであれば、上記のデメリットの多くを防ぐことができます。もちろん、管理方法が悪ければ、ダメですよ。しっかりと日々のメンテナンスをする必要がありますが、クルマの状態を圧倒的に良い状態に維持することができます。
そして、買取業者からのイメージも良いです。ちゃんとメンテナンスをしている印象を、与えることができますからね。なので、もう一押しの交渉をする際にも、これを押すことでプラス査定を得ることができるかもしれません。
保管状態の良いクルマは、どの業者でも評価されやすいので覚えておきましょう。
以上、屋根付きガレージと査定の関係性を紹介しました。月極め駐車場を借りるときにも、屋根付きの場所を探した方が良いかもしれませんね。それで数十万円の査定が変わるのであれば、結果的に得をする可能性も出てきます。ですから、知識として知っておいてください。
ツイート