個人売買でクルマを売るときの書類や手続き

車を売る方法の一つとして、個人売買というものがあります。個人売買とは、業者を通さずに個人間でクルマの売買を行う方法で、売る側は高額で売ることができ、買う側は中古車の相場よりも安く買うことができるメリットがあります。

なので、高額でクルマを売りたい人には、おススメの方法だといえます。ただし、名義の変更手続きなどを自分で行う必要がありますから、多少の面倒を感じるかもしれません。でも、その分高く売れますから、余裕のある人はやってみてください。

個人売買で必要になる書類

車の売買で必要になる書類は、かなり多いです。以下に一覧を紹介するので、すべて集めておいてください。不備があると手続きができませんから、かなり重要ですよ。

以上の書類が必要となるので、確実にすべて揃えるようにしてください。

個人売買におけるトラブルとは？

高く売れることがメリットの個人売買ですが、手続きをしっかりと行わないとトラブルの元となります。特に、あまり親しくない人にクルマを売るのであれば、かなり神経を使うようにしてください。余計なストレスを溜めないためにも、十分な注意を払うようにしましょう。

代金の支払いをしてくれない

最も多いトラブルとしては、代金の支払いに関してです。相手を信用して車を先に渡してしまうと、いつまでもお金を払ってくれないということになります。個人売買は、友達や身近な人と取引することが多いですから、それが元で人間関係にヒビが入ることもあるかもしれません。

なので、車両と引き換えに、お金をもらうようにしましょう。分割払いなども、最終的に全額回収できないリスクがあるので注意してください。

名義変更をしてくれない

次に、名義変更に関するトラブルも多いです。車を売った後、相手が名義変更の手続きをしてくれないと、自動車税の請求が自分に届いてしまいます。自動車税は、毎年４月の時点で車を所有している人に支払い義務があります。

だから、車を相手に渡していても名義が自分のままだったら、自動車税の支払い義務を負わなければならないということです。ですから、相手と一緒に陸運支局へ行って手続きを行うか、一時抹消登録をして相手に引き渡すようにしましょう。

以上、個人売買について解説しました。高く売れるメリットもありますが、同時にデメリットもありますので注意してください。でも、事前に準備をしておけば、トラブルが起きる可能性も低いです。なので、高額でクルマを売れるように頑張りましょう。