デリカトラックを高額買取してもらうには？

デリカトラックは、三菱が販売していた商用トラックです。1968年から販売していた長い歴史を持つ車で、4代目以降はマツダからのOEM供給を受けて販売されていました。耐久性や実用性の高さから、商用車として全国で利用されていたトラックです。

発売当初は、クラス初の3人乗り仕様となっていて話題を集めました。その後、積載力を750kgにアップさせて、実用性を向上しています。運転席の居住スペースが広くなっていますし、荷台の容量も大きいですから、仕事道具の運搬などがスムーズに行えます。

商用車なので、中古車市場でも人気が非常に高くなっています。ですから、買取相場が安定していて、高値で売りやすいと言えるでしょう。また、トラックは海外でのニーズも高いために、輸出向けとして高額で買取する業者も多いです。

■グレード一覧

1968年に発売されたデリカトラックは、法人からのニーズが非常に強い商用車です。2代目モデルチェンジにおいては、直線を基調とした四角いスタイルとなりボディサイズも拡大しました。また、後輪のダブルタイヤやシングルタイヤなど、色々な仕様がラインナップされていました。

さらに、1988年には、4WDが追加されて雪国などでも走破性を高めています。そして、3代目にモデルチェンジが行われた際に、標準とロングの2種類のホイールベースなども用意されます。ヘッドライトが角形に変更されて、見た目もスタイリッシュになりました。

その後、4代目になると、自社生産を終了してマツダのボンゴのOEM供給に変更されることとなります。荷台のアオリの高さがアップして、積載能力の向上につながっています。これに伴い、全車シングルタイヤの仕様となっていて、ディーゼルエンジンも廃止されました。全国的に人気を集めたモデルですが、2011年にトラックの販売は終了しています。