NV100クリッパーを高額買取してもらうには？

NV100クリッパーは、日産が販売する軽ライトバンです。発売当初は三菱からのOEM供給でしたが、のちにスズキのOEMに変更されました。日産が販売する軽自動車は珍しく、2002年に登場した「モコ」に続いて、2代目となります。

商用車として積載性や使い勝手に考慮して開発がされているので、たくさんの荷物を積み込むことができます。そして、運転席のスペースも広く確保されていますから、窮屈さを感じません。さらに、軽自動車なので小回りも利きますので、非常に運転がしやすいです。

軽の商用車は、営業用や配達用としてニーズが強いです。なので、中古車市場でも売れ筋の車種となっていて、買取相場が安定しています。また、業務用ニーズなので走行距離が多かったり年式が古くなっても、売りやすい傾向にあります。ですから、業者によっては高額で買取してくれることがありますよ。

■グレード一覧

2003年に三菱自動車のミニキャブのOEM供給を受けて、NV100クリッパーが発売されました。法人向けの商用車として狙ったもので、トラックも同時に販売されました。翌年にはマイナーチェンジを施して、環境性能や衝突安全性を高めています。また、液晶メーターやヘッドランプレベライザーを標準装備としました。

その後も改良が重ねられて、「平成22年度燃費基準+10%」を達成することによる燃費の向上や収納スペースの拡大などが行われました。そして、2013年には三菱が軽商用車からの撤退を表明したのに伴って、スズキのエブリィのOEM供給でモデルチェンジとなりました。

これによってホイールベースが短くなり、小回りが利くようになっています。また、乗降グリップを搭載することで、乗り降りのしやすさが大幅に向上しました。そして、インストシフトノブを採用することによって、前席のウォークスルーも可能です。

車としての利便性もかなり高まっているので、商用車としては重宝するでしょう。