サニーを高額買取してもらうには？

サニーは、日産が販売していた大衆車です。トヨタのカローラを並んで、日本の大衆車として人気を集めました。1960年代に日産では小型車の「ブルーバード」が大成功を納めましたが、その後釜として開発されたのがサニーです。

ボディサイズがコンパクトで、狭い日本の道路事情に合っているクルマです。なので、誰にでも運転がしやすく、老若男女問わず乗ることができるでしょう。燃費性能も高いので、かなり経済的にも有利なクルマです。

日本人なら誰でも知っているクルマですから、シニア層などにも人気があります。なので、中古車市場でも、少なからずニーズがあります。昔から乗り継いでいるファンなどもいますので、状態が良ければ高値で売れる可能性も高いです。

■グレード一覧

初代が発売されたのが1966年で、クラシックスタイルのセダンとして登場しました。デザインは、ドイツの大衆車の影響を強く受けたモノとなっています。その後、ボディタイプが追加されて、2ドアのクーペやライトバン、トラックなどがラインナップされました。

それからモデルチェンジを繰り返して、8代目となった頃にはユーザーの若返りやコストダウンを図って、デザインを一新しました。そして、4ドアセダンのみのラインナップとなり、ユーザーの絞り込みを行っています。一般家庭に最も馴染みやすいセダンに絞ったことで、かなり販売数を伸ばすことに成功しました。

さらに、最終モデルとなる9代目では、派生モデルなどをすべて廃止して国内専用車種となりました。プリメーラなどと同じMSプラットフォームを採用しています。また、ハイパーCVTを搭載するモデルなども販売されました。

長く愛されたクルマですが、2004年に国内販売が終了しています。