買取業者の営業トークを知って交渉を有利に進めよう

買取業者の営業トークを知って交渉を有利に進めよう

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初めて車を売る人は、交渉の駆け引きなどを理解していません。なので、相場よりも安く手放してしまったり、十分に査定額のアップをすることができない場合があります。そうならないためにも、買取業者が使う営業トークを知っておくようにしましょう。

 

事前に知っておくことで、業者に振り回されることが無くなりますし、交渉の主導権を取られることも少なくなるはずです。少しでも高く売りたいと思っている人は、知っておいて損はしないでしょう。

 

ですので、覚えておくようにしてください。

 

業者がよく使うトークとは

 

他の店で査定をしましたか?

 

これは、お客が買取相場についての知識があるかを探るための質問です。他の店で査定をしていない場合は、買取相場を知らない可能性が高いので、安めの査定で様子を見られる可能性があります。

 

なので、査定を受けているなら、正直に「査定しました」と答えるようにしてください。また、まだ受けていないのであれば、「これから査定する予定」と回答しましょう。そうすれば、買取業者としても、いい加減な査定額を出せなくなります。

 

 

他社の査定額はいくらでしたか?

 

これも、様子見の質問ですね。他社の査定を聞いてから、その金額に少し上乗せした金額を提示してくるはずです。他店で満足できる査定が出ているのであれば、その金額を伝えるようにしてください。そうすれば、もう少し上の査定が出るかもしれません。

 

もしも、納得できる査定が出ていない場合なら、「○○万円で、もう少しアップも可能と言われた」などと伝えると良いでしょう。ダメなケースが、嘘をついて高すぎる金額を伝えることです。これをすると、業者が委縮するので、あとの交渉が上手くいかないことがあります。

 

なので、あまり見栄を張らないようにしてください。

 

 

希望額はいくらですか?

 

これは、素直に自分の希望を伝えるようにしてください。最初のうちは、買取相場も分からないでしょうから、売りたい金額を伝えるようにしましょう。具体的な金額の交渉は、すべての業者の査定が揃ってから行います。

 

ただし、希望額が安すぎると、業者に舐められる可能性があります。なので、少ないよりは高めの金額を伝えた方が良いですね。遠慮する必要はありませんから、高めの希望額を伝えるようにしてください。

 

 

売却時期はいつ頃ですか?

 

買取業者にとって、売却時期は非常に重要です。高めの査定額を提示しても、すぐに契約できないのであれば意味がありません。なので、なるべく早く手放すように、営業トークを仕掛けてきます。

 

ここでは、「近々だけど、具体的な時期は決めていない」と伝えておきましょう。「買取査定額の上乗せ交渉」でも説明しましたが、売却時期は交渉において強力な武器となります。最後の交渉の時に威力を発揮しますから、時期については明確にしないでください。

 

 

ちょうど探してた車種なんです

 

これも、買取業者がよく使う営業トークですね。お客さんからクルマの注文があって、オークションなどで探していた車両だと言われるわけです。そして、「すぐに売っていただけるなら、○万円アップしますよ」などと、すぐに契約をするように迫ってきます。

 

こういったこと言われても、鵜呑みにしないでください。業者いわく、相場よりも高く買い取るように言っていますが、実際には相場よりも高いわけではありません。もっと高額査定が出る業者もあるはずなので、焦って契約しないようにしましょう。

 

 

この金額が出せるのは今日だけです

 

すぐに契約させるための営業トークですね。「明日以降は相場が下がるので、今日中に売却するのが一番得ですよ」といった感じで、話を進めてきます。でも、そんなにすぐに相場が下がることはありませんから、騙されないようにしましょう。

 

契約を決めるのは、最低でも3社以上の査定を受けてからにしてください。一番高い業者で売らないと、損をすることになります。なので、冷静に対応することを心掛けて、業者の言い回しに惑わされないようにすることが大切です。

 

 

 

以上、車の買取業者がよく使うトークを紹介しました。基本的には、軽く聞き流すようにしてください。しっかりと色々な業者の査定額を見比べて、最も高額で売却できるようにすることが大切です。損をしないためにも、覚えておいてください。



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