日本自動車査定協会とは何か?

日本自動車査定協会とは何か?

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車の買取相場は、どうやって決まっているか知っていますか?正しくは、毎月のオークション相場で決まっているのですが、それを取り仕切っているのが「日本自動車査定協会」となります。日本自動車査定協会は、適正な価格で中古車の査定が行われるように、全国の査定士の品質を維持する役割を担っています。

 

また、一部の悪質業者による不正を無くして、消費者が損をしないために買取業者への研修なども行っていたりします。なので、この協会の活動のおかげで、適正な価格でクルマを売却することができるわけですね。

 

ここでは、日本自動車査定協会の役割について紹介します。

 

日本自動車査定協会の活動内容

 

昭和41年に設立された協会で、現在では約14万人もの査定士が登録しています。全国に52か所の支店がありますから、かなり大きい組織となっていますね。そこで行っている活動としては、以下のようになります。

 

  • 中古車査定基準の設定
  • 査定士技能検定試験
  • 査定士の技術向上の訓練
  • 査定に関する実態調査

 

査定士技能検定は、毎年2回行われており、3日間の講習と試験によって合否が決定します。これによって高い知識を持った人しか査定士の資格を取れないようになっており、査定士の品質維持に役立っています。

 

買取の基準価格について

 

全国の買取業者が行う査定は、日本自動車査定協会が定める基準価格に基づいて価格設定が行われています。クルマの状態にも基準が設けられており、この基準よりも良いか悪いかで査定額の増減が決まるというわけです。

 

そして、車両の基準とは、具体的に以下となります。

 

  • 走行距離が年間1万キロペース
  • 車検が3か月以上残っている
  • 内外装に目立つ傷が無い
  • エンジンや足回りが正常で走行に支障が無い
  • タイヤの溝が1.6mm以上残っている
  • 修復歴が無い

 

これらを満たしていることで、基準の状態となります。なので、これよりも状態が悪ければ、相場よりも安い査定しか出ません。また、基準よりも良い状態であれば、高値が付くことも期待できるわけです。

 

 

 

以上のように、日本自動車査定協会によって、査定士のレベルは維持されています。なので、協会が認定した中古自動車査定士に見てもらうことで、適正な価格でクルマを売却できるでしょう。稀に、無資格な業者もいますから、査定時に確認した方が良いかもしれません。



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