クルマの査定で買取拒否されることはある?
ツイート状態によっては、買取できないこともあります。
「どんな車でも買取します!」と宣伝をしている業者などもいますが、中には買取できない自動車というのは存在します。ただし、他の業者へ行けば買取できる場合もありますから、安易に諦めないようにしてください。
一般的に、買取を断られるケースは、以下のようなものです。
書類が揃っていない
買取拒否されるケースで、最も多いパターンですね。車検証や印鑑証明、リサイクル券など、必要な書類を揃えていない人が多いです。また、所有者以外が売却をする場合、委任状なども必要となります。
必要な書類が無ければ、業者としてもどうしようもありません。そして、揃えるまでに時間が掛かるのであれば、買取拒否する業者も出てきます。なので、スムーズな取引をするためにも、あらかじめ書類を集めておくようにしてください。
ボロボロで査定が0円の車
15年以上前の車種で状態が悪い場合だと、査定でも値段が付かないことがあります。つまり、廃車にするしかない状態ですね。これだと、普通の買取業者だと断られるかもしれません。むしろ、廃車代金として、お金を請求されることもあるようです。
こういった場合は、不動車の買取をしている業者に依頼をしましょう。実は、売り物にならないクルマでも、鉄資源としてリサイクルできますので価値があるんです。そういったクルマを専門的に扱っている業者なら、高く買い取りしてくれる可能性がありますよ。上手くいけば、数十万円の値が付く可能性があります。
水没車
東日本大震災では、津波によって多くの車が水没してしまいましたよね。また、最近だと大雨で道路が冠水することも多く、クルマが浸かってしまうことも少なくありません。水没車は修理すれば乗ることができますが、修理代が莫大になるので買い替えた方が安い場合が多いです。
そして、買取業者でも売り物にならないので、買取拒否されることが多いわけですね。でも、こういった水没車であっても、専門に買取する業者が存在します。「水没車・冠水車でも買取できる」でも紹介したように、専門業者に依頼するようにしてください。
大きな事故をした車両
「事故車かどうかを見分ける方法」で解説しましたが、フレームを損傷する事故を起こした車両は事故車の扱いとなってしまいます。しかし、あまりにも事故の度合いが激しすぎると、買取拒否となる可能性がありますね。
見た目はきれいに修復していても、激しい事故をすると安全性が保障されません。なので、商品価値としては大きく下がってしまうわけです。ですから、そういった車両であれば、海外輸出をしている業者で買取してもらいましょう。
日本車は海外で大人気ですから、途上国であれば状態が悪い車両であっても問題なく売ることができます。なので、事故車専門に買取している業者で、査定を受けるようにしてください。
盗難車
これは、言うまでもないことですよね。盗難された車両は、正規のルートでは売却することができません。車検証の車両番号と一致しなかったり、フレームの車両番号が削られたりしていると、買取拒否されてしまうでしょう。
まれに、盗難車を偽装して販売している中古車販売店もあるようです。本人も気づかないうちに、盗難車を購入する場合もありますから注意してください。なので、信頼のおける業者で、車を購入することをおススメします。
以上、業者から買取拒否されてしまうケースを紹介しました。でも、一般的な業者で断られたとしても、専門業者に依頼すれば買取できる場合が多いです。なので、諦めずに買取してくれる業者を探すようにしましょう。
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