査定では、どこをチェックされるのですか?
ツイート外装から内装まで、あらゆる部分をチェックします。
クルマの査定を受けると分かりますが、すごく細かい部分までチェックされます。中には、適当にチェックして数分で終わる業者もいますが、そういった所だと高額査定は期待できないので断るようにしてください。
ちゃんとした業者であれば、15分程度かけて車の全体をチェックするはずです。なので、そのチェック項目を把握しておけば、高額査定の対策を練ることもできますよね。事前にキレイにしておいて、印象を良くすることを心掛けましょう。
具体的には、以下のようなポイントをチェックします。
内装周り
まずは、ドアを開けて内装からチェックしていきます。実際にエンジンをかけてみて、走行距離やエンジン音を確認します。そして、ナビやオーディオの動作確認、ライトやパワーウインドウなどの電装関係のチェックなどを行います。
さらに、室内の汚れなどが無いかも、大切なことです。特に、タバコの焦げやペットの毛が絡みついているとマイナス査定となりますから、注意してください。「室内の汚れも買取査定に影響する」でも解説しているので、チェックするようにしましょう。
また、ステアリングやシフトレバー、ペダル類は、傷みやすい部分です。ここのメンテナンス具合を見ることでクルマの使用状況が分かりますから、事前にしっかりと磨くようにしてください。
外装周り
外装に関しては、ボディを見渡して大きな傷や修復の跡が無いかどうかをチェックされます。買取業者では自社工場を持っている場合もあるので、数センチの小さな傷であればマイナスにならないことが多いです。
だから、傷などは事前に直す必要はありません。これは、「車を売る前に修理はするべきか?」でも紹介しましたよね。そして、フェンダーやバンパーなどに、割れやヒビが無いかどうかをチェックするようにしましょう。
エンジンルーム
ボンネットを開けて、エンジンルームなどもチェックします。これは、ラジエターの水量やオイルの状態、エンジンの異音などが無いかを見るためですね。そして、フレーム類もチェックして、事故歴が無いかどうかを判断します。
フレームに修復歴が見つかると、事故車の扱いとなるので大幅にマイナスとなるかもしれません。「事故車かどうかを見分ける方法」に詳しく紹介しているので、チェックしてみてください。
さらに、車体番号を確認して、車検証と合致するかも見られます。ここで異常が見つかる盗難車の可能性があるので、業者も慎重に確認するはずです。
トランクルーム
トランクの内装の状態も、非常に重要です。トランクはメンテナンスしていない人が多いですから、汚れが目立つ部分です。なので、ここをキレイにしていることで、プラスの印象を与えることができます。ですから、事前に清掃などを行うようにしてください。
また、スペアタイヤの有無であったり、フレームも見られますね。大量の荷物が入っている人は、あらかじめ降ろすようにしてください。そうすることで、査定をスムーズに進めることができるはずです。
以上、査定におけるチェックポイントを紹介しました。これを知っておけば、事前に対策できることもあるはずです。少しでも高く売ることができるように、クルマをキレイな状態に達持つようにしてください。
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