査定の時に修理歴を隠しても問題ないか？

査定時に高く売りたいと思って、修理歴などを隠す人がいます。でも、そんなことをしても、必ずバレてしまうので止めましょう。買取業者はプロですから、修理歴があるかどうかは見分けることができます。

そして、オークションで転売するときにも、オークション会場での審査があるので、その時に修理歴などは判別されてしまうわけです。後で、事故車だと判明すると、査定額を大幅に減らされる可能性があります。なので、正直に話すようにしてください。

以下は、私の友人で実際にあった話です。

私の友人が車を売却した時の話ですが、査定の時に「修理歴はありますか？」と聞かれて「ありません」と答えました。1年前に単独事故でピラーが歪んでしまったのですが、修理して目立たないようになったので嘘をついてしまったわけですね。

その時は、そのまま査定が進んでいって、70万円の価格が提示されました。本人の希望は50万円だったのですが、予想以上の価格が出て嬉しかったようです。実は、他の業者で事故車だと伝えて50万円の査定が出ていたのですが、こちらの業者で契約をしました。

本人は満足だったのですが、後日連絡があり「事故車だと判明したので査定を下げます」と言われたそうです。結局、40万円の査定となってしまい、損をしてしまったという話です。嘘をついてしまったがために、普通よりも安く手放すハメになったわけですね。

以上のように、嘘をついても結局はバレてしまいますから、正直に話すようにしましょう。しかし、「契約後に事故車だと判明」でも説明しましたが、査定時に質問されなければ答える必要はありません。

黙っていても嘘を付いたことにはならないので、後で査定が減額されることも無いでしょう。ですので、修理歴に関しては、聞かれた時にだけ答えるようにしてください。