友達の車を運転するときの自動車保険の選び方。

友達の車を運転するときの自動車保険の選び方。

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急用があった時などに、友達の車を借りることがありますよね。自分の車を取りに帰る時間が無い時には、やむを得ず友達の車を使ったことがある人は少なくないでしょう。

 

また、ペーパードライバーであっても、友達と長距離のドライブをするときに運転を代わることがあるかもしれません。

 

そういった時に事故を起こしてしまうと、友達に迷惑を掛けてしまいます。友達の保険を使うのは申し訳ないし、自腹で賠償するのもお金が足りない可能性が高いです。

 

友達の車を運転するときの自動車保険の選び方。

 

もしも自分の車を持っていて保険に契約しているなら、「他車運転危険補償特約」を使いましょう。この特約は、他人の車を運転中の事故でも、補償が受けられるようにするものです。

 

だから、友達の車で事故を起こしたとしても、自分の保険で何とかすることができるわけですね。多くの保険会社で自動付帯されていますから、万が一の時には利用してみてください。

 

 

でも、自分の車を持っていない場合はどうでしょうか?

 

ペーパードライバーで自家用車が無い人は、自動車保険に入っていません。なので、他車運転危険補償特約なども使えないわけです。

 

その場合には、「ドライバー保険」に加入しておくことをおススメします。

 

 

車を持っていない人のためのドライバー保険

 

ドライバー保険とは、車を持っていないけど他人の車を運転する人のための保険です。

 

たとえば、友達の車やレンタカーなどで事故を起こした時に、補償を受けることができます。

 

補償内容も以下の通りで、通常の自動車保険と変わりません。

 

■ドライバー保険での補償内容

  • 対人賠償保険
  • 対物賠償保険
  • 人身傷害補償保険

 

年齢条件も指定でき、「21歳未満」と「21歳以上」で選択することができます。

 

「21歳以上」を選択した場合、保険料の割引を受けることができますね。

 

そして、通常の自動車保険と同じように、無事故を継続すれば等級が上がっていきます。そのため、契約期間が長くなるほど、保険料は安くなっていくわけです。

 

でも、将来的に自分の車を購入して自動車保険に加入した時には、ドライバー保険の等級を引き継ぐことはできません。

 

また、たまにしか乗らない人は1日単位での契約も可能です。だから、自分の都合に合わせて契約することをおススメします。

 

 

ただ、「他人の車」に該当しない車の場合だと、補償されませんので注意してください。補償の対象外となるのは、以下のような車となります。

 

■ドライバー保険で対象外となる場合

  • 被保険者の親族が所有する車
  • 被保険者が役員である法人名義の車
  • 業務中の事故の場合

 

これらに該当するときには、自腹で賠償しなくてはいけません。

 

なので、車に乗る前にしっかりと確認を行うようにしましょう。

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