車がパンクした時には自動車保険のロードサービスを使おう

車がパンクした時には自動車保険のロードサービスを使おう

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車を運転しているときに、タイヤがパンクしたりバーストしてしまうことがあります。舗装された道路であっても、ガラス片や釘などが落ちていることがあるからですね。また、空気圧が弱まっているときにも、タイヤのトラブルは起きやすいです。

 

タイヤに異常が生じて走行不能になったときには、自動車保険のロードサービスを利用することができます。ロードサービスといえば「JAF」を思い浮かべる人が多いでしょうが、自動車保険にも無料のロードサービスが付いています。

 

ここでは、JAFと自動車保険のロードサービスを比較していきます。

 

車がパンクした時には自動車保険のロードサービスを使おう

 

自動車保険にもロードサービスが付いている

 

今ではほとんどの自動車保険で、ロードサービスの自動付帯が当たり前になっていますよね。タイヤ交換やガス欠、レッカー移動など、必要なサービス内容はすべて揃っています。

 

しかし、実際にトラブルに遭ったとしても、ロードサービスを利用する人は多くないようです。その理由としては、「使ったら等級が下がるのではないか」とか「有料になってしまうのではないか」といった不安があるからだと思います。

 

これらの認識は、完全に間違えてしまっていますね。ロードサービスは無料で行ってくれますし、等級が下がることもありません。

 

 

ちなみに、「ロードサービスのトラブル」でも紹介しましたが、路上のトラブルのランキングは次のようになっています。

 

【一般道路】

順位 トラブル内容 件数
1 バッテリー上がり 764,626
2 タイヤのパンク 304,639
3 キーの閉じ込み 226,711
4 落輪 178,513
5 バッテリーの破損 123,550

 

【高速道路】

順位 トラブル内容 件数
1 タイヤのパンク 28,335
2 燃料切れ 11,467
3 事故 7,756
4 バッテリー上がり 5,850
5 オルタネータ(発電機)の故障 1,896

 

上記のようなトラブルはすべて対応してくれますし、その場で直せないなら最寄りの修理工場まで運んでもらうこともできます。

 

だから、トラブルが起きたら、まずは保険会社に連絡をしてください。

 

 

JAFと自動車保険ではサービス内容に違いはあるのか?

 

ロードサービスといえば「JAF」が有名ですが、自動車保険のロードサービスとどのように違うのでしょうか?

 

ここでは、「ソニー損保」のロードサービスとJAFを比較してみました。

 

ソニー損保 JAF会員 JAF非会員
サービス拠点 約9,000ヵ所 約1,700ヵ所 約1,700ヵ所
対応時間 24時間365日
バッテリー上がり 無料 無料 12,880円
スペアタイヤ交換 無料 無料 12,880円
キー閉じ込み 無料 無料 12,880円
レッカー移動 指定工場までは無制限、希望場所までは50kmまで 15kmまで無料 12,880円〜
ガソリン補給 10L無料(保険期間中1回) 実費 8,230円+実費

 

専門業者のJAFと比較してみても、何ら遜色のないサービス内容ですよね。むしろ、拠点数やレッカーの移動距離、ガソリン無料など、自動車保険の方が優れているポイントが多いです。

 

こういったサービスを無料で受けることができるわけですから、積極的に使わないと損だといえるでしょう。自動車保険とJAFの両方に加入している人もいるかもしれませんが、JAFを解約しても問題は起きないと思います。

 

ただ、保険会社によってサービス内容に違いがあるので、事前に確認をしておいてください。

 

 

パンクしてしまった時の正しい対処法

 

走行中にパンクしたことに気づいたら、すぐに道路脇に停車してください。そのまま走行を続けていると、ホイールやドライブシャフトなどが損傷してしまう可能性があります。

 

他の箇所まで壊れてしまうと、高額の修理代が掛かってしまうわけです。なので、被害を最小限に抑えるために、速やかに停止してロードサービスを呼ぶようにしてください。

 

 

ロードサービスで行ってくれるのは、スペアタイヤへの交換作業だけです。パンクを修理してくれるわけではありませんから、勘違いをしないようにしましょう。

 

また、最近の車はスペアタイヤを搭載せずに、パンク修理キットを積んでいることがあります。そういった時には、修理キットでの応急措置を行ってくれますね。

 

スペアタイヤも修理キットも無い場合には、修理工場への搬送になるようです。ただ、レッカー移動は自走不能の時だけなので、スペアタイヤや修理キットがある場合には無料での移送は行ってくれません。

 

 

そして、応急措置をしてもらったら、カー用品店やディーラーへ行ってパンクの修理や新品タイヤへの交換を行ってください。スペアタイヤは非常時に使うものですから、そのまま長く乗り続けることはできません。

 

アライメントなどもズレてしまっているので、乗り続けていると故障の原因となってしまいます。

 

 

 

以上、ロードサービスにおけるパンクの対応について紹介しました。タイヤのパンクは起きやすいトラブルですから、いざという時に慌てないために対処法を知っておくようにしてください。

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