バッテリー上がりをした時にはロードサービスを活用しよう
ツイートしばらく車に乗らないでいると、バッテリーが上がってしまうことがあります。バッテリーの電気は放電してしまうので、車を動かして発電してあげないと電力が無くなってしまうわけですね。
そうすると、セルモーターも回らないために、エンジンがかからなくなってしまいます。もしも、バッテリーが上がってしまったら、ロードサービスを呼んでエンジンをスタートしてもらいましょう。
ここでは、ロードサービスによるバッテリー上がりについて紹介します。
バッテリー上がりは最も多いトラブル
JAFが発表しているロードサービスの出動データによると、「バッテリー上がり」が最も多い事例のようです。年間で76万件以上も発生しており、ダントツで1位となっています。
車に乗る機会が少なかったり、短距離での移動がメインだと、バッテリーへの充電が行われません。なので、サンデードライバーの人は、特に注意をする必要がありますね。
また、ヘッドライトやルームライトを付けっぱなしで駐車しても、バッテリー上がりの原因となってしまいます。
忘れたころにバッテリーが上がってしまいますから、万が一の時にはロードサービスに連絡をしてください。
バッテリー上がりのロードサービス料金とは?
JAFにバッテリー上がりの対処をしてもらうと、結構な料金を請求されます。
昼間(8時〜20時) | 12,880円 |
---|---|
夜間(20時〜8時) | 14,940円 |
有料会員(年間4,000円)だと無料ですが、非会員の場合には1万円以上もしてしまうわけですね。また、バッテリー交換になってしまうと、バッテリー費用が実費で掛かります。
しかし、自動車保険のロードサービスであれば、無料で対処してもらうことができます。全国どこでも駆けつけてくれるので、旅先でバッテリーが上がってしまっても問題は無いでしょう。
ただ、保険会社によっては、年間で1回までしか対応してくれないことがあります。もしくは、30分以上の作業になると、有料になることもありますね。保険会社ごとに対応が異なるので、事前に調べておきましょう。
自分でバッテリー上がりに対処する方法
自動車保険のロードサービスは無料ですが、連絡してから到着するまでに時間が掛かってしまいます。早くても30分程度かかりますし、混み合っているときには1時間以上になることも少なくありません。
車に乗るのは急いでいるときですから、遅すぎると困ってしまいますよね。なので、自分でエンジン始動する方法を知っておいてください。
バッテリー上がりの時にエンジンを始動するには、「ジャンピングスタート」という方法を用います。これは、ブースターケーブルを他の車のバッテリーと接続して、電力を借りてセルモーターを回すという方法です。
ブースターケーブルは赤と黒の2本があるので、赤をバッテリーの+端子に接続し、黒を−端子に接続します。
そして、救護車のエンジンをかけて、2000回転くらいまでアクセルを踏み込みましょう。2〜3分ほどで充電されるので、エンジンが始動できる状態となるはずです。
もしくは、「ジャンプスターター」という小型バッテリーがあれば、それでジャンピングをすることもできます。自分でやれば数分で終わる作業なので、時間が無い時にはこの方法を使いましょう。
ただ、バッテリーが劣化している場合には、ジャンピングをしてもエンジンは掛かりません。その際には、バッテリーを新品に交換する必要があります。バッテリーの寿命は2〜5年といわれているので、車検2回ごとに交換するのが良いですね。
先述しましたが、近距離の移動がメインだとバッテリーが上がりやすくなります。なので、バッテリー充電器を購入しておいて、定期的に充電をするといいでしょう。ネットだと数千円で買えるので、持っておいて損はありません。