自動車保険のロードサービスを利用すると等級に影響するのか?
ツイート色々なトラブルに対応してもらえるロードサービスですが、利用度はあまり高くないようです。そもそも、国産車はトラブルが少ないという理由もありますが、等級が下がるのが怖くて使えないという人もいますね。
ただ、ロードサービスは、何回使用しても等級に影響はありません。あくまでもサービスとして位置付けられているものですから、基本的には無料ですし等級も下がることは無いわけです。
なので、安心して利用してください。では、なぜ無料で利用できるのか?ここでは、ロードサービスが等級に影響しない理由について解説をします。
なぜロードサービスが等級に影響しないのか?
自動車保険の等級は、保険を使用すると等級がダウンしてしまいます。事故の種類によって、3等級ダウンや1等級ダウンなどが決まっていますね。ノーカウント事故などもありますが、基本的には等級が下がるようになっているわけです。
なぜ、保険を使うと等級が下がるのかというと、保険金を請求するからです。保険会社としては、保険金が請求されてしまうとマイナスになります。だから、保険金を請求する人には、ペナルティとして等級を下げて保険料を割り増しにするわけです。
つまり、保険金を請求しなければ、等級が下がることは無いということですね。ロードサービスは保険金の請求とは異なるので、等級に影響することはありません。
ただ、事故で車が全損してレッカー移動を頼むようなときには、車両保険などで保険金を請求する可能性があります。そういった時には、等級は下がってしまうでしょう。
この場合は、保険を使ったから等級が下がるわけであり、ロードサービスを使ったかどうかは関係ありませんね。
ですから、不安でロードサービスを使えない人は、遠慮なく使用して構いません。
ロードサービスは使わないと損!
無料で利用できるロードサービスですが、その費用は私たちが支払う保険料から出ています。コールセンターでの対応やレスキュー担当者の出動など、人が動いているわけですからコストが掛かっているわけですね。
ロードサービスの内容としては、次のようなものがあるでしょう。
- 自走不能時のレッカー移動
- バッテリー上がりのジャンピング
- パンク時のタイヤ交換
- キー閉じ込みによる解錠
- 落輪時の引き上げ
- ガス欠時のガソリン補給
こういった対応の費用は、すでに保険料として支払っているということです。そのため、ロードサービスを使わなければ、その費用を余分に支払っているのと同じことになります。
利用しても等級に影響しないのなら、積極的に使うべきですよね。車のトラブルに遭ってしまったら、まずはコールセンターに連絡をしてみてください。